組織を極める

組織や人に関することが好きなので情報発信します

総務の本質的な価値

ここ数日、総務の役割について考える機会が多かったので、改めて自分の考えを整理したいと思います。

完全に見失っていたのですが、総務の仕事は自分のスキルアップよりも社員が働きやすい環境を作ることに圧倒的に注力すべきではないか、と今は考えています。

法律関係の知識や、前回のエントリーでまとめたテクニカルスキルは、総務の仕事のほんの一部であって、会社全体の生産性を上げるための手段に過ぎないのではないかと。また、そんな役割を担う総務はヒューマンスキル(徳)こそ磨くべきではないかと。

ヒューマンスキル(徳)とは

会社を良くしたいという思い

  • 利害関係者全てをイメージして考える力
    • 上だけを見て仕事をしない
  • 評論家にはならず、あくまでも実務者で有り続ける
    • 会社の愚痴は言わず、(少なくとも後輩の前では)愚痴る前に行動し改善する
  • みんなを信じる
    • 良いところを見る。時に意見が分かれても仲間であることを意識する

個として人間性の追求

  • 正直さ
    • 間違いを謝る素直さと勇気
  • 元気
    • とにかく元気でいること。から元気でも良い
  • 自律力
    • 自分には厳しく。みんなのお手本になるように

徒然なるままに書きましたが、こういうことが周りを元気にして、会社をもっと良くすることだと思います。

才と徳。どちらも大切なのですが、総務は特に徳を求められる役割であることは言うまでもありません。