毎月楽しみにしているハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)の巻末コーナー「前号を読んで」に寄稿をさせて頂きました。ちょっとしたご縁がきっかけでお話を頂いたのですが、自分が愛読してる雑誌に名前が載り、大変嬉しくまた身に余る光栄でした。
正直に言ってDHBRをはじめて読んだときは堅苦しくて小難しいことが書いてあるなと思っていたのですが、社会人大学院に通いだしてからはアカデミックな学びの助けになる数少ない雑誌の一つとなりました。また、DHBRの論文をヒントに組織開発を実践したこともあり、インプットだけではなくアウトプットにも結びついています。
DHBRは読者を選ぶ雑誌と思いますが、その硬派ぶりが好きなところです。少し前に「専門家は素人にも分かる書き方をすべきか」というネット上の議論が巻き起こっていました。その点においては、書き手が誰に届けたいかによって使い分ければ良いのではないか、というのが私の見解です。DHBRはそういう意味では潔いと思います。私もブログで情報発信をしていますが、「誰に対して何を届けたいか」は考え続けていきたいです。
さて、本筋から大きくそれましたが、DHBRがとっつきにくい雑誌ではなくなったことを通じて社会人大学院での成長を実感した次第です。いよいよ明日が公聴会*1となりました。中小企業診断士の実務補習と重なり、たいそうバタついてはおりますが、2年間の学びの集大成の発表を頑張りたいと思います。
*1:2年間の学びを20分のプレゼンテーションにまとめて教授の前で発表する場